近年、これまで娯楽として楽しまれてきた漫画を、広告などのビジネスの場面で取り入れる企業が増えています。
チラシやパンフレット、商品マニュアルなどで漫画を活用している会社や、採用ツールとして漫画を用いている企業もあります。
でもなぜ、漫画がどうしてビジネスで使われるようになったのでしょうか?
その理由は、
だからです!!
漫画とビジネスの相性が良い理由
企業にとって、自分たちの商品やサービスを知ってもらうには広告での宣伝が欠かせません。
広告にも様々な種類がありますが、それらすべてに当てはまる良い広告の条件として、
・興味を惹く
・分かりやすい
・印象に残る
・魅力的だと思わせる
といったことが大切になってきます。
こういった条件を満たすことで、購入や申し込みに繋がるわけです。
また、これらの条件は広告だけではなく、チラシやパンフレット、採用ツールなどにおいても当てはまることです。
でも実際は、「分かりやすいが興味を惹かない」「印象に残るが分かりにくい」といったふうに、全てを兼ね備えた広告を見かけることは少ないです。
しかしなんと、
これら全ての条件を、高い水準で達成できちゃう、
しかも、高い水準で達成できるから、より成果に繋がりやすいんです!!
とはいえ、「漫画で本当にそんなことできるの?」
と思うのではないでしょうか。
実は、漫画は活用方法次第で、ビジネスにおいて様々な強みがあるのです。
ここからは、なぜ漫画だと条件を達成できるのか、詳しく解説していきます。
絵やストーリーを通してユーザーの「興味を惹く」
漫画は、主人公とその他の登場人物の会話を通してストーリーが進んでいきます。
インパクトのあるビジュアルと先の展開が気になるストーリー、そしてそこにコマの割り振りや、イラストの描きこみなどに緩急をつけることで、ユーザーの興味をグッと惹きつけることができるのです。
イラストを増やし、テキスト量を減らせるため「分かりやすい」
漫画は1つのコマの中で、登場人物のセリフと行動を同時に表現することができます。
そうすることで、文字情報を減らすことができるため情報が伝わりやすくなり、流し読みであっても要点を理解してもらえるようになるのです。
さらに、難しいサービスや商品であっても、イラストによって分かりやすく描くことでイメージしやすくなります。
視覚的に訴えるため「印象に残りやすい」
左脳と右脳とでそれぞれ得意分野が異なります。
左脳は計算、語学などの言語を中心につかさどる、文字の記憶が得意な脳です。
右脳は写真や風景、イメージを思い浮べたり、記憶、空間構成を得意とする脳です。
漫画は「読む」のではなく「見る」ことに近いため、画像と文字を瞬時に理解することができます。
左脳をつかった文字認識処理と右脳を使った画像解析処理の両方で行うため、単純な左脳を使った文字記憶に比べて長い期間、情報を覚えることができるのです。
印象に残ることで、今は必要ない商品だとしても、今後必要になった際に思い出すことができるため、いつか商品を購入してくれる見込み客となるのです。
擬似体験を通して、「魅力を伝えられる」
漫画の最大の強みは、ユーザーに登場人物の気持ちになりきって読ませることができるという点です。
ユーザーは、主人公や登場人物の気持ちに共感し、漫画を通して商品やサービスのメリット、さらにはその時の感動まで疑似体験してもらうことで、感情を高めることができます。
また、一般的な広告では、商品のメリットや機能の説明がほとんどです。
しかし、漫画であれば、その商品を使う前と使った後で主人公にどのような変化があり、どんなメリットがあったのかをストーリーを通して紹介することができるため、商品を使用している自分をイメージしやすくなります。
その結果、商品の魅力を最大限伝えることができるため、購入に繋がるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
マンガは日本の文化として人々から愛され続けられているンテンツのため、
閲覧者の興味を引き、わかりやすく内容を伝えることができるため、ユーザーの心に刺さりやすいのです。
今回の記事をまとめると、
漫画とビジネスの相性が良い理由
■絵やストーリーを通してユーザーの「興味を惹く」
先の展開が気になるストーリー、そしてそこにコマの割りや、イラストで緩急をつけることで、ユーザーの興味をグッと惹きつけることができる。
■イラストを増やしテキスト量を減らせるため情報が「分かりやすい」
1つのコマの中で、登場人物のセリフと行動を同時に表現することができ、文字情報を減らすことができるため、要点を理解してもらえるようになる。
難しいサービスや商品であっても、イラストによってイメージしやすくなる。
■視覚的に訴えるため「印象に残りやすい」
漫画は「読む」のではなく「見る」ことに近いため、画像と文字を瞬時に理解できる。左脳と右脳を使って記憶できるため、長い期間情報を覚えることができる。
■擬似体験を通して、「魅力を伝えられる」
主人公や登場人物の気持ちに共感し、漫画を通して商品やサービスのメリット、さらにはその時の感動まで疑似体験してもらうことで、感情を高めることができるため、商品の魅力を最大限伝えることができる。
といった理由から、漫画とビジネスは相性抜群なのです。
おわりに
弊社スクリューアドベントでは、今回解説させていただいた漫画制作事業にも力を入れております。
圧倒的な構成力・画力をもったクリエイターが、高クオリティな漫画を、お客様が希望するイラストタッチで制作させていただきます。
もし、ご興味がありましたらこちらをご覧くださいませ。