今回は、動画編集をはじめる前に最低限覚えておきたい基礎知識について解説します。
というのも、先月から動画編集の勉強を始めました。
弊社には動画編を得意としているスタッフが在籍しており、その上司に教わりながら動画編集について学んでいます。
ですので、教わったことの復習も兼ねて今回ブログ記事にしようと思った次第です。
動画編集に必要な基礎知識
動画を編集する上で最低限身につけておいた方が良い3つの知識をご紹介します。
これらの知識がないと細かいところでつまづく可能性がありますので、これから動画編集をスタートさせたいという方はこれらの知識をしっかりと理解しておくことが大切です。
順番に解説します。
画面解像度
画像解像度とは、ピクセルというマスの集合体で、画像がどのくらいの密度で構成されているかを表す数字のことです。
1インチの中に、いくつのピクセル(マス)が並んでいるのかを表しています。
このピクセルが多い程、映像が詳細で高画質になります。
上の図は、50×50ピクセルと100×100ピクセルを比較した図です。
この2つをを比較すると、細かく区切っている100×100ピクセルの文字が、より精密な再現ができている事が分かります。
その他に、動画を作る上で、基本となる画面解像度が以下の4つです。
・720×480(SD)
・1280×720(HD)
・1920×1080(FHD)
・3840×2160(UHD・4K)
この中で現在、最も主流な解像度が 1920×1080(FHD:フルハイビジョン)でほとんどのビデオカメラが、この解像度を採用しています。
現状動画編集をする場合は、1920×1080を選ぶことが多いかと思います。
フレームレート
ゲームがお好きな方はご存知かもしれませんが、
動画というのはパラパラ漫画のように1枚1枚の画像が高速で繋がってできています。この1枚の画像のサイズがフレームサイズと言います。
そして、フレームレートは1秒間に何枚の画像を流すかという、動画の滑らかさを決めるものです。
フレームレートは、「30fps」というふうに表現されます。
fpsとは(フレーム・パー・セコンド)の略です。
30fpsというのは1秒間に30枚の画像を流している、ということになります。
フレームレートが高くなると動画が滑らかになり美しい映像になります。
ですが、それと同時にデータの容量も大きくなりますので注意が必要です。
比較
5 FPS
25 FPS
ビットレート
ビットレートは1秒間のデータ転送量のことです。
単位はbps(Bit Per Second)と略されます。
例えば1bpsだと、1秒間に1ビットのデータを転送できます。
10bpsだと、1秒間に10ビットのデータを転送できます。
動画でいうと単純にデータ量が多ければ高画質になり、逆にデータ量が少なければ画質が荒くなります。
これもフレームレートお同じで、たくさんのデータを転送するということは、その分ネットワーク回線や、機器にかかる負荷が大きくなってしまいます。
カメラとの接続を切断してしまい、一瞬映像が途切れたりすることもありますので注意が必要です。
終わりに
以上、動画編集をはじめる前に最低限覚えておきたい基礎知識についての解説でした。
これさえ覚えておけば、いざ動画編集を始める際にスムーズに作業に取り掛かることができるはずです。
実際の動画編集の解説については、次回ご紹介させていただきたいと思いますので、また読んでいただけますと嬉しく思います。
弊社スクリューアドベントでは、動画編集を得意としているスタッフが在籍しており、映像コンテンツにも力を入れております。
実写動画からアニメーションまで幅広く手掛けておりますので、何かお困りごとがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせくださいませ。